会社合併で「時限付き調整給」という名の恐ろしい魔法をかけられた話

ええーーーーーと
会社が吸収合併されました!!

一言で吸収合併といっても色々あると思いますが、ボクの場合は同じグループの親会社に吸収されます。そう「消滅会社」です。

親会社に吸収合併されるなら福利厚生とか良くなりそうで「いいじゃん!!」なんて意見もありそうですが、色々な不安や疑問があるのも事実ですよね。

今回は一番気になる給与についてなんですが、

「とりあえず今と同じだけど恐ろしい魔法をかけておいたヨ(ﾊｰﾄ」

と、、、

よーーーく、よーーーく数字を眺めて考えてみると減給だけどそうは見えない魔法をかけられました。

吸収合併なんかみんながみんな経験するものではないかもしれませんが、サラリーマンの不幸話と思って読んでください(笑)

まぁ、転職考えちゃうよ。

合併前と合併後の給与を調整給で調整

基本的には吸収合併する前と吸収合併した後の給与は変わらないようにするというのが説明された前提の話です。

とはいえ、企業が合併るす場合はお互いの会社で給与テーブルも異なるし、職位もそれぞれでしょうから、お金の話が1番揉めるところではないでしょうか。
生活かかってるし。。。

色々書くより見てもらった方が早いのですが、リアルな金額は出せないので計算しやすい簡略化した金額にしてあります。

吸収合併する前と吸収合併した後の会社では給与体系が大きく異なります。

吸収合併する前は年俸制です。
ここでは計算しやすいように年間で600万とします。それを12ヶ月の均等払いなんで毎月50万です。

吸収合併した後は月給制です。
合併後の基本給は30万なので年間は360万です。
ボーナスは年間で基本給の5ヶ月分なので150万（30万×5ヶ月）です。
そうすると年間で510万（360万+150万）の支給となり、現在の年収600万から90万下がります。

なので調整給を支給します!!（ﾄﾞﾔ!!ｼｬｲﾝｵﾓｲﾉｶｲｼｬﾀﾞﾛｯ!!）

90万を12ヶ月で補填するので月に7.5万（90万÷12ヶ月）です。

月給37.5万（30万+7.5万）で年間450万（37.5万×12ヶ月）、ボーナスで年間150万（算出ベースは基本給の30万）で、合計すると600万（450万+150万）となり現在と同じです。

調整給は恐ろしい魔法

なんて良い条件で吸収合併してもらえるんだろう!!なんて思うかもしれませんが、魔法がかかっています。それも恐ろしくモチベーションを上げさせないやつ(笑)

調整給は2年間の支給とし、その後は支給されません。

しかもその2年間に昇給しても調整給から引かれます(笑)

つまり、少なくともこの2年間については給与は変わりません。

さらに2年後には調整給がなくなるため今の年収は保証されません。
2年間で調整給の90万（月に7.5万）も給与が増えれば問題ないですが、一般企業の年間昇給額なんてわかりますよね!?

仮に昇格でもしてドカーンと増えれば今の年収同等とかになるかもしれませんが、実質2年後には年収は下がると考えるのが普通かなと思います。

転職活動するしかないか

とりあえず2年間は現在の給与がほぼ保証されています。
その間に身の振り方を考える必要があります。

ボクは過去に何度か転職経験あり。職務経歴書は常にアップデートしてあるからいつでもスクランブル発進できる状態です。
前回同様に今回もリクルートキャリアを利用する予定ですが、転職活動する時は一つのところだけではなく複数のサイトに登録してエージェントを利用するとメリットが多いのでお勧めです。

エージェントを付けるメリット

おすすめ転職サイト
1社だけではなく次に紹介する4社は押さえておきたいですね。

・リクルートキャリア
過去にリクルートキャリアを利用して転職経験ありです。

・doda（デューダ）
登録することでWEBサイトには非公開の求人にも応募することができます。

・ワークポート
未経験から異業種へのキャリアチェンジも得意としています。

・パソナキャリア
女性の転職にも力を入れているので女性でキャリアアップを目指すならこちら。

最後に

40代も中盤に向かっているので転職も容易ではないですが、これから子ども達にお金がどんどんかかるので、このタイミングでの年収ダウンはあり得ないわけです。

とはいえやりたいことを仕事にしないと全力で仕事できないので慎重に転職先は探そうと思います。
もう、国内じゃなくて海外で仕事でも良いかなと思ったりも。